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コラム

2022.02.15

洗面所リフォームをする前に

「収納スペースが少ない」「古くなって使いづらい」「明るくおしゃれなデザインにしたい」と様々な理由から洗面化粧台のリフォームを検討されているみなさまに、まずは知っていただきたい洗面台リフォームの基本をご案内します。

1.洗面所リフォームで出来ること
2.洗面化粧台のサイズはどう測る?
3.洗面スペースの広さは何で決める?
4.工期はどれくらい?

1.洗面所リフォームで出来ること
洗面所のリフォームと一口に言っても古くなった洗面化粧台本体を交換するリフォームだけではなく、ホースに穴が開いてしまったり、洗面ボウルにヒビが入ってしまったりなどの修理も含めて洗面所のリフォームをすることができます。

洗面化粧台の交換     :洗面化粧台の本体を新しいものに交換し配管の接続を行います。
洗面ボウルの修理     :洗面ボウルを割ってしまった時にひび割れを修理、交換します。
水栓の交換        :シャワー付きやシングルレバー水栓等に交換することができます。
シャワーホースの交換   :シャワーホースの破損で水漏れしてまう場合もあります。
壁紙・床の張り替え・修理 :洗面所の内装も一緒にリフォームすることができます。
収納スペースの増設    :収納棚の設置や隙間スペースの活用で収納力アップ!

洗面化粧台自体は毎日使われる場所なので10年~15年前後で不具合が出てくるケースが多く、ご家族の成長や生活スタイルに合わせて収納スペースを増やすなどご検討されることをおすすめします。

2.洗面化粧台のサイズはどう測る?
洗面台の交換は基本的には既存のものと同じサイズの商品への交換と考えられている方が多いと思います。ご家族の身長や複数人で使われる場合、今よりももっと洗面化粧台を大きいものにされたい場合は下記の図をもとに採寸し、サイズを決めていただくのがおすすめです。


洗面台のサイズ採寸ポイント
・間口(幅)
・床から天井までの高さ
・床から洗面ボウルまでの高さ
・奥行き

・代表的なメーカーの洗面化粧台の間口サイズ
間口のサイズ展開(単位:mm)

3.洗面スペースの広さは何で決める?
洗面所のリフォームを検討される際に、今の広さが適切か?という疑問も出てくると思います。間取りに限りはありますが、家全体の広さと洗面スペースをどの様に活用するかを検討して洗面所の広さを決めていただければと思います。

洗面所と脱衣所を一緒のスペースにするか、洗面所でどの程度何か等、広さを決めるためのポイントをご紹介します。

・洗面スペースと脱衣スペースを一緒にする
ほとんどの戸建て住宅は洗面所と脱衣所が一緒の間取りが多いと思いますが、これからリフォームして間取りを変更する際に洗面化粧台のある脱衣できる空間にするには、洗面台本体と洗濯機(乾燥機)をスペース内に置けるように2畳以上の広さを確保することをおすすめします。

洗濯機を設置する防水パンは平均的なサイズが幅740mm奥行き640mmですので、半畳以上は洗濯機のスペースとなります。また、洗濯で使用する衣類のかごやハンガー等々を置く必要がありますので収納スペースも必要です。

・洗面スペースと脱衣スペースを分ける
最近間取りに取り入れられることが多いのが、この洗面所と脱衣所を分けるケースです。
家に帰ってきて手を洗う時に、家族がお風呂に入っているところに出くわすのを防げる、お客さんに洗面所だけのスムーズに使用してもらえるというメリットがあります。

新型コロナウイルスの感染予防で手を洗う機会が増えている今だからこそ、洗面スペースが効率よく使用できる間取りが人気になってきているのかもしれません。

洗面化粧台と脱衣所を分ける場合はそれぞれでスペースを確保する必要がありますが、通路幅も含めて洗面所で1畳程度、脱衣所で2畳程度は必要となります。

4.工期はどれくらい?
洗面化粧台の工事期間が長いと日常生活に支障をきたしてしまいます。実は洗面化粧台交換工事はほとんどの場合最短半日でリフォームが完了します。

古い洗面台から洗面台本体を新しいものに交換する場合は、既存のものを解体し、新しい洗面台を設置する作業のみとなりますので、半日程度での施工が可能です。
配管が特殊な造りの場合は少し工期が延びて1日程度かかる場合もあります。

また、洗面化粧台本体と、洗面所の内装もあわせてリフォームする場合は1日以上の工期がかかります。クロスやタイル、デザイン性の高い内装にする場合は1日~5日程度まで工期が変わってきます。
既存の洗面化粧台を解体し始めた後は、交換リフォーム完了まで洗面台を使用できなくなるので、注意が必要です。