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コラム

2022.09.04

【毎年気になる】大型台風に備える家の安全対策

毎年増えている台風被害。近年では台風の上陸回数も増え、各地で大規模な停電や住宅への被害が数多く発生するようになりました。また「地球温暖化が進んで海の温度が上昇すると、台風はより強くなる」と言われています。つまり、毎年のように大きな被害が発生する可能性が高まっているといえます。

台風の暴風に対して住宅のウイークポイントになるのは「窓」と「屋根」です。特に窓ガラスは風だけで割れる心配は少なく、ガラスが割れる原因の多くは風で飛ばされたものがぶつかるためです。気象庁の「風の強さと吹き方」によれば、細い木の枝が折れ、看板が落下・飛散、屋根瓦や屋根葺き材が飛ぶなどの被害が出始めるのは、平均風速20~25m/s (瞬間風速30m/s)以上。さらに平均風速が35m/s (瞬間風速50m/s)を超える風になると、外装材が広範囲にわたって飛散するなど、きわめて危険な状態になります。

今回は窓ガラスと屋根から見る台風の備えについてご案内します。

住まいを襲う台風による被害

台風による被害で最も危険性が高いのは、強風により、モノが飛んできて、窓ガラスにぶつかり割れてしまうことです。
割れたガラスが部屋の中に飛散し、大けがをしてしまう危険性があります。また、強風により、屋根瓦が飛んだり看板などが落下する可能性、さらに猛烈な台風では外装材の飛散が起こる可能性が高くなり、危険な状態になります。

窓ガラスの台風対策
台風が来る!となったらまずは家の周りの飛びそうなものを固定、または屋内に片付けて雨戸やシャッターで窓ガラスを守りましょう。
窓ガラスが割れると強風が室内に入り込み、割れた窓ガラスでケガをするだけでなく、家具やインテリアが破損する被害も予想されます。飛来物が窓ガラスを割るのを防ぎ、二次被害も予防できる雨戸・シャッターは可能なら全ての窓につけておきたいものです。
とはいえ、リビングの窓しか設置していないお宅も多いのではないでしょうか?

実は雨戸やシャッターは意外と簡単に後から取り付けることも可能です。また雨戸・シャッターは防災効果だけでなく、防犯効果もあり、騒音対策としても有効です。
最近では、採風・採光が可能なタイプやスマートフォンで外周先から自動で開閉できる商品も出ています。

LIXIL リフォームシャッター

参考価格
電動 167,900円~ 手動 94,900円~ ※消費税・工事費  別途 

防犯合わせ複層ガラスにかえる
雨戸やシャッターが設置できない窓には、「防犯合わせ複層ガラス」に変えてみてはいかがでしょうか?
ガラスの間に樹脂中間膜が挟み込まれており、何かが飛んで当たっても破片が飛び散りにくいようになっています。
防犯にも有効で、部屋への侵入がし辛くなります。

LIXIL インプラス

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引き違い窓 マドサイズ 69,000円~ テラスサイズ 119,000円~ ※消費税、工事費 別途

屋根の台風対策

台風による屋根の被害が最も多く出たのは昔ながらの瓦屋根です。
スレート屋根や金属屋根は釘やビスで固定されていますが、瓦は桟木(さんぎ)に引っ掛けられているだけなので、台風による強風に弱いと言えます。さらに瓦は、屋根材の中では重たいものになるので、人に当たったりする危険もあります。
特に屋根は、ご自身でメンテナンスやチェックをすることが難しいため、昔ながらの瓦屋根は防災瓦への葺き替えなどをご検討されてもよいかも知れません。
もちろん、その他の種類の屋根でも、台風により変形や飛散することがあります。
例えば金属屋根やスレート屋根の頂点に取付けられている棟板金は、強風により緩みがでて剥がれ落ちてしまうことがあります。

施工から10年以上経過しているという場合は一度点検し、緩みなどがないか確認されることをお勧めします。

台風の被害にあったら火災保険を確認
台風で窓が割れたり、屋根が破損してしまったら、火災保険の保障内容もご確認下さい。
「風災保証」がついていれば、利用できる場合があります。

台風への備え、窓・屋根の点検やリフォームもわたくしどもLIXILリフォームショップ ハヤシにお気軽にご相談下さい。