彦根市・米原市・東近江市で住宅リフォームをお考えならLIXILリフォームショップハヤシのお知らせ・コラム

コラム

2023.05.28

電気代が30%UP!?エアコンクリーニングは毎年必要?

「エアコンクリーニングは毎年必要でしょうか?」そんなご質問をいただく時があります。例えば、ちょっと覗いただけでもホコリが詰まっていたり、カビや臭いが気になる時、また小さなお子様や健康に配慮が必要なご家族がいらっしゃるといった場合はクリーニングの必要性を感じるものですが、そうでない場合は費用をかけて毎年行う必要性を感じにくいかも知れません。そこで今回はエアコンクリーニングを毎年やるべきかどうかについて考えてみたいと思います。

そもそもエアコンクリーニングが必要な理由とは?

まずは、毎年クリーニングを行うべきかどうかを考える前に、なぜエアコンクリーニングが必要なのか?について考えてみたいと思います。
そもそも、エアコンクリーニングをするメリットがないとすれば、毎年どころかクリーニングの実施自体が必要ないということになりますね。
まずは具体的なエアコンクリーニングの必要性について見ていきましょう。

1. エアコンクリーニングは内部のゴミやほこりをきれいにするため

エアコンクリーニングは、エアコン機器内部のゴミやほこり・かびなどをきれいにするためにおこないます。
エアコンは、部屋の空気を吸い込んで、冷やしたり温めたりした後に吐き出すという工程を繰り返して、部屋の温度を調整します。
ですので、室内の空気を吸い込むときには一緒にごみやほこりを機器内部に吸い込んでしまうのです。また、小さなゴミやほこりはカビの栄養にもなるため、エアコン内部はカビが繁殖しやすいという特徴を持っています。
こうして、エアコンのフィルターや吹き出し口、機器本体などにたまったゴミやほこりをきれいにして、エアコン本体とエアコン本体から吹き出す空気をきれいにすることが、エアコンクリーニングの大きな役割です。

2. 健康ケア・快適さ・節電のためにエアコンクリーニングは必要

日々の生活を快適なものにするためには、エアコンクリーニングは必要です。
エアコン本体が汚れていて、カビやほこりがたまっていると、次のようなデメリットが生じるからです。
・エアコンから吹き出す風にほこりやカビが混入し、ハウスダストやアレルギーを発症してしまうことがある
・エアコンにカビが繁殖してしまうと、エアコンを作動したときにイヤな臭いが広がってしまう
・エアコンの汚れが目立ってしまうと、来客時などに見栄えが悪い
・ほこりがたまると無駄に電気代がかかってしまう
電気代に関しては、エアコンクリーニングを5年放置すると「30%も電気代が跳ね上がる」ともいわれています。

上記の内容からも、エアコンクリーニングは非常に必要性が高いものといえます。

2、エアコンクリーニングは毎年やるべきなのか?

次の問題は「毎年やるべきかどうか?」ということです。
もちろん毎年行っていただくのが一番良いわけですが、エアコンの設置環境や使用状況によってご判断いただくのもひとつの方法です。
エアコンクリーニングを毎年やるべきかどうかはケースバイケースですが、迷わずに毎年やるべきというケースもあります。具体的には、以下のケースにあたる場合です。

汚れや臭いが気になっている
場合によってはエアコン買い替えを検討した方が良いケースもあるかもしれませんが、少なくともクリーニングによりきれいにする作業が不可欠です

アレルギー気味である
アレルギー症状を発症しやすい方は、症状が出てから対策をするのはとても大変です。
オフシーズンの内にエアコンクリーニングを実施して、エアコンの使用によって症状が現れないようにしておきましょう。

ほこりやカビの量を変化させる要因

エアコンクリーニングは、ほこりやカビの軽減のためにおこなうものなので、ほこりやカビがそれほどたまっていなければ実施する必要がありません。
しかし、ほこりやカビは目に見えないほど小さなものも多く、またエアコン内部を隅々まで見ることはできないため、実際にどの程度ほこりやごみがたまっているのかをチェックするのは簡単ではありません。
「1年でほこりやゴミがいっぱいになる」など目安があればよいのですが、ほこりやカビがたまるまでの期間は次の要因により変動します。

室内の状況
ほこりっぽい場所であれば、その空気を吸い込むエアコン内部はほこりがたまりやすくなります。
また、カビはほこりを栄養源とするので、ほこりがたまりやすい箇所はカビも繁殖しやすいということになります。
人の出入りが多い箇所、屋外との荷物や人の出し入れが多い箇所、土足のエリアなどは、屋外からのごみやほこりが入りやすいので、ほこりっぽくなりやすいという面があります。

フィルターのメンテナンス状況
エアコンフィルターは、室内のほこりやゴミをキャッチして、エアコン本体にほこりが入ってこないようにしてくれるためのものです。
フィルターにほこりやゴミが詰まっていると、フィルターとしての効果を発揮せず、ほこりがたまりやすくなってしまうため、定期的(2週間に1度程度)のフィルター清掃が推奨されています。

室内の掃除
フィルターだけではなく、室内全体の清掃も大切です。
日常的に部屋をキレイにしておくことが、エアコン内部にほこりをためないことにつながります。

エアコンの使用頻度
エアコンをたくさん使用すればするほど、ファンが回転し室内の空気をエアコン内にたくさん取り込みます。
従って、日常的に使用するエアコンとたまにしか使用しないエアコンとではほこりやゴミのたまりやすさが異なります。

これらの項目により、ほこりやカビがたまりやすい環境・状況であれば、毎年エアコンクリーニングを実施すべきであるということになります。

暑い夏を快適にお過ごしいただくためにも、ぜひLIXILリフォームショップ ハヤシのエアコンクリーニングをお試し下さい。