コラム
2019.02.12
今流行の「小上がり和室」。デメリットってあるの?
おしゃれな洋室の一角にセンス良く配置された「小上がり和室」。新築やリフォームをされる際に検討される方が増えています。前回はそんな小上がり和室のメリットについてお話しいたしました。では、デメリットにはどのようなものが挙げられるでしょうか?これから設置を検討される皆様にぜひ参考にしていただきたい声をあげてみます。
「小上がり和室」ってどんなもの?
「小上がり和室」とは書いて字のごとく、回りのフロアより上段に位置する和室のことです。別室になった和室とは違い、リビングの中に取り入れられることが多く、ひとつの間取りの中に高い部分と低い部分ができるため、視覚的に奥行きを感じることができます。また、段差を利用して収納スペースを作ったり、腰掛けたりと、何かと便利に使えるので新築・リフォームをされる際に検討される方が増えています。一方、フロアに段差ができることは不便さが生じるのも事実です。
「小上がり和室」のデメリット
「小上がり和室」を設置される際には、家族構成や年齢、リビングの大きさや高さにも配慮が必要です。
バリアフリーには向かない
小上がりの段差は収納スペースとして活用することができ、布団を敷きやすくなることもメリットのひとつ。でも、介護が必要となる家族ができた場合、その段差が厄介な存在になる場合があります。また、今のお掃除ロボットの技術では段差の昇降は不可能です。
幼児には危険な場所になる可能性も
段差が高すぎれば落下の危険、10センチほどの高さであればツマヅキの原因になります。理想は35センチ前後。だた、小さなお子さんには段差自体が危険な場所。お子さんから四六時中目が離せない!といったことにもなりかねません。ある程度成長されてから設置された方が良いかもしれませんね。
圧迫感を感じる可能性がある
空間にメリハリができるため、全体に立体的になり、より奥行き感を演出できる小あがり和室ですが、リビングの高さや、和室の位置によっては逆に圧迫感を感じたり、狭く見えたりする場合があります。テーブルやテレビ、タンスの位置など、あらかじめしっかりイメージして設置することが大切です。
「小上がり和室」で迷われた方は、ぜひLIXILリフォームショップハヤシへご相談下さい。
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