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コラム

2020.12.12

怖いヒートショック。浴室暖房・乾燥機導入のチェックポイント。

冬になると、「ヒートショック現象」という言葉をよく耳にします。暖かい部屋から寒い脱衣場やお風呂に入り、入浴によって急激に体温が上下することでショックが起きる状態です。
残念ながら年間数人の方が命を落としていらっしゃいます。そんなヒートショック現象は浴室乾燥・暖房機を備えればリスクを大幅に減少できます。
浴室暖房・乾燥機はヒートショックの防止だけではなく、様々な便利機能も付いています。今回は種類や機能についてご案内します。

浴室暖房・乾燥機は天井式埋め込み式と壁掛け式がある
浴室暖房乾燥機には「天井埋め込み式」と「壁掛け式」の2種類があります。「天井埋め込み式」は、器具が見えなくなり浴室空間を保ちたいときに適しています。「壁掛け式」は後付でラクにリフォームしたい場合に適しています。

乾燥と暖房が一体型
かつては「浴室乾燥機」や「浴室暖房機」として販売されていましたが、現在では浴室暖房乾燥機として一体になっているものが主流です。基本的に、浴室暖房乾燥機を設置すれば浴室の暖房も乾燥も両方可能であることを覚えておきましょう。

ガス式と電気式がある
上記の他に浴室暖房乾燥機には「ガス式」と「電気式」があります。「ガス式」は給湯器でお湯をわかすのでパワーがある一方、別途給湯器を用意しなければならないなど費用がかかりがちです。「電気式」はガスに比べ、設置費用などがかからない一方、分電盤から電気をひいてくることが出来なければ設置することが難しいなど、一長一短です。ご自身の浴室・住まいに合わせたものを選びましょう。

換気扇が設置されているか
現在では、ほとんどの浴室に換気扇が設置されていると思いますが、浴室暖房乾燥機を設置するのであれば、換気扇が設置されている必要があります。設置されていない場合は、

・別途換気扇設置費用がかかる
・浴室暖房乾燥機を設置することが不可能

となる場合があるので、注意が必要です。

浴室ドアに換気口がある
こちらもほとんどのドアに設置されていると思いますが、浴室ドアに換気口があることも重要なポイントです。風が入ってくる道と出て行く道がないと、浴室内の空気が滞留したままで、乾燥効果が低くなります。浴室暖房乾燥機を設置するのであれば、浴室のドアに換気口が必要です。

リフォーム費用は約10万円〜
浴室暖房乾燥機にリフォームする場合、費用は約10万円〜と考えておきましょう。

・一般的な浴室より広い
・配線の工事が複雑
・オプションでミスト付きにする

などがなければ、約10万円からリフォームが可能です。

浴室暖房乾燥機にリフォームする時にチェックしておくべきポイントをご紹介しました。入浴中に寒く感じている方や、浴室内の湿気などが気になっている方におすすめのリフォームです。