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コラム

2021.01.19

雪対策 おすすめのリフォーム

今年は日本海側で大変な積雪となりました。そこまでとはいきませんが、彦根あたりでもけっこう積雪がありました。
積雪時には、玄関ドアが開かなくなってしまったり、駐車場などの雪かきが大変になったりと、色々なトラブルが起きやすいものです。
また、屋根から落雪したり、カーポート・サンルーム・雨樋などが破損したり……という例も珍しくなく、場合によっては危険な事故の原因にもなってしまうため、事前にきちんと予防しておきたいものです。今回は、一軒家の屋根や外構でおすすめの、雪対策のリフォームについてご紹介します。

雪対策の方法は実に多種多様ではありますが、今回は雪のトラブルごとに対策をまとめてみました。

①玄関ドアが開かない!風除室(玄関フード)で防止

「家の前に雪が積もりすぎて、玄関のドアが開かない……。」
このようなトラブルを防ぐためには、玄関前に「風除室(玄関フード)」を設置する方法があります。
「風除室(ふうじょしつ)」は、その名の通り強風対策としても有効な設備です。
家の中と外の境となる空間を作ることにより、室内の断熱性を高める効果もあります。
帰宅時に靴の泥などを払う場所として、あるいは土間収納としてもなかなか活用できます。
鍵付きのものや、郵便受け・網戸・窓などを追加できる商品もあるので、使い勝手に合わせて選択できるのも魅力です。

②窓ガラスが割れるのを防ぐ、雪囲いパネルの設置
窓や玄関扉のガラスが、上から落ちてきた雪や、積もった雪の重みによって割れてしまった……このような事故も、リフォームで未然に防ぐことができます。
部分的に、玄関前や窓の周囲に施工することも可能ですが、建物の周りを全体的に覆うように設置することもできます。
日当たりが悪くなってしまわないか心配な方は、透明タイプの製品をおすすめします。

③駐車場は、耐雪カーポートにリフォーム
愛車を守るためには、カーポートは必需品。しかし強度が弱いものだと、屋根や支柱が破損、ひどい時には、落下した屋根や雪の重みで車が下敷きになってしまうこともあります。
そこでカーポートは、「耐雪タイプ」のものを設置しておくと無難です。
商品によって、耐積雪量20cm・30cm・50cm・100cm・150cm・200cmなどから選択可能です。
お住まいの地域の積雪量に合わせて、適したものを選ぶことができます。
テラス屋根やサンルームも、雪によって破損してしまうトラブルが起きやすいものです。
カーポート同様、なるべく耐雪タイプのものを導入されると安心です。
積雪地域用のメーカー品も多く、折半屋根タイプなどが代表的です。

なお「耐雪(積雪)対応」の設備は、ある程度の「新雪(=新しく積もった、まだやわらかい雪)」に耐える力はありますが、建物の屋根からの落雪に対する強度は、ほとんどありません。
(実際、耐雪タイプの商品であっても、家の屋根から雪が直接落ちてくる場所に設置することは、基本的に推奨されていないのでご注意ください。)
ご不安なことなどございましたらぜひご相談下さい。様々な製品の中から最適なプランをご紹介します。

⑤屋根の雪対策は、地域の積雪量に合わせた工法を
建物の屋根からの落雪対策についても、しっかり対策下さい。
年に数回程度の積雪があるこのあたりの地域には、「雪止め金具」の設置、もしくは屋根瓦を「雪止め瓦」へ交換する方法が適しています。

東北や北海道などに見られる「無落雪屋根」もありますが、水分を多く含むこの辺りの雪質や降雪量を考えるとそこまでは必要ないかもしれません。
屋根雪対策は地域性に合わせたものをお選び下さい。