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コラム

2021.03.27

機能もデザインもいろいろ トイレ選びのコツ

ほんのひと昔前まで、トイレといえば小さな子供達にとって暗くて怖い場所の代名詞でした。しかし、今ではリビングや浴室に次ぐ癒しとリラックスの空間へと様変わりし、機能やデザインも豊富なラインナップの中からお好みに合わせてお選びいただけるようになりました。しかし、それぞれ違った魅力があるため、何を基準に選んだらいいかわからない方も多いかもしれません。そこで今回は、ご自身にぴったりのトイレの選び方についてご案内します。

トイレは大きく2タイプに分かれます

最近のトイレは大きく分けると、タンクが付いているものと、タンクがないものの2種類に分けられます。トイレには、昔から水をためておくタンクが付いていました。しかし、最近ではタンクがなく、一見して便器だけに見えるタイプのトイレも増えています。また、タンク付きのものでも「組み合わせ型」と「一体型」の2種類があります。
それぞれの特徴について、ご説明します。

組み合わせ型 タンク付きトイレの特徴


【写真】価格もおてごろ「LIXIL アメージュZ」

タンク付きトイレの中でも、組み合わせ型は昔からあるタイプで、便器と便座を自由に組み合わせることができます。大きなメリットとしては、最も普及しているタイプのため、比較的価格が安めである事が挙げられます。また、便座が故障した際は、便座だけを交換できます。温水便座や暖房便座等の欲しい機能がある便座に交換することも可能です。タンクは、手洗い部分があるものとないものを自由に選ぶことができます。タンク付きのトイレ全般に共通して、水圧が低い場所であっても問題なく利用できるメリットもあります。形状が複雑で掃除の際は手間がかかったり、連続で使用すると水量が不足して水があまり流れなかったりする場合もありますが、一般的なデザインで比較的安価なので、おすすめです。

タンクレストイレの特徴


【写真】高級感あふれる「TOTO ネオレスト」

最近人気があるのがタンクレスのタイプです。水をためるタンクがないので、すっきりとしたデザインになっており、見た目にこだわる方に人気があります。
このタイプは、節水型が多いのがメリットです。また、凹凸が少ない形状なので、汚れやほこりも付きにくく拭き掃除をする際も圧倒的に簡単です。見た目もスタイリッシュで、タンクがない分コンパクトになっているため、トイレのスペースが広くなるのもメリットです。
ただし、価格に関しては他のものより高めです。また、手洗い部分がないので、必要に応じて別途洗面所を設置します。水を流すのは電動なので、停電対策などがされていない機種であれば停電時に注意が必要です。水圧が弱い場所で使用する際も、対策されていない機種は上手く水が流れないことがあります。
トイレを広く使いたい方や、デザインにこだわりたい方、節水したい方にお薦めです。

一体型 タンク付きトイレの特徴


【写真】プレアスHS プレアスLS

一体型は、便器とタンク、便座がすべて一体になっているタイプで、組み合わせ型と比べてシンプルな形状をしています。
形状がシンプルなので、掃除もしやすく、全体的にまとまりのあるデザインをしています。水圧の低い所でも使える点や、タンクの手洗いの有無を選択できる点は、組み合わせ型と共通したメリットです。デメリットとしては、便器や便座、タンクのうち一部のみが故障した場合でも、その部分だけを交換することができません。また、組み合わせ型と比較すると価格も高めになります。連続で使用した場合に、水量が不足してしまうのは組み合わせ型と同じです。デザインにはこだわりたいけれど水圧が低く、タンクレストイレが使えない場合におすすめです。

トイレを選ぶ前に必ずご確認下さい

気を付けたいのが、トイレの排水方式です。トイレの排水方法には、床排水型と壁排水型の2種類があります。そのどちらかによって、トイレの価格も変わってきます。また、家の状況によっては設置が限られていることもあります。トイレも、機種によってはどちらかの排水方法に対応したものしか発売されていないことがあります。
LIXILリフォームショップ ハヤシでは、経験豊富なスタッフがお住まいの条件やお好み、ご希望に合わせた最適なプランをご提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談下さい。