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コラム

2022.06.01

水まわりの交換時期 ユニットバスはどれくらい?

ユニットバスの耐用年数は?寿命を知るためのポイント

毎日お使いになられるご自宅のユニットバス、いったいどのくらいでリフォームが必要になるのか気になられたことはありませんか?今回はユニットバスのリフォームの時期と、長持ちさせるためのメンテナンスポイントについてご案内します。

ユニットバスの耐用年数は?


耐用年数とは、その設備がどのくらい持つかという目安です。国税庁によると、減価償却の際に利用されるユニットバスの法定耐用年数は、建物と同様とされています。そのため、木造住宅にあるユニットバスの法定耐用年数は、22年ということになります。
しかし、実際のユニットバスが22年間使用できるかというと、そうとは限りません。実際には、使用状況や製品によっても異なるものの、平均で10~15年程度といわれています。

ユニットバスの交換時期は?


ユニットバスの交換時期は、日頃の使い方やメンテナンス状況によっても異なります。しかし、「15~20年ほどケアをしていない」という場合は、そろそろ交換をお考えになられた方が良いかもしれません。また、浴室内のカビが目立つ、錆が浮いている、においが取れないといった問題が起こった場合も、劣化が進んでいる可能性が高いです。そのほか、温度調節がうまくいかないといったトラブルが起こることもあります。このような場合も、ユニットバスの交換やメンテナンスを行う必要があります。

交換時期を先に延ばすために

ユニットバスの交換をする場合、ある程度大掛かりなリフォームが必要になります。15~20年に1度交換するとしても、15年と20年では、5年間も開きがあります。少しでも交換時期を先に延ばして、長く快適にユニットバスを使うためには、日々のメンテナンスが大切です。
・毎日の掃除

ユニットバスのメンテナンスで最も簡単で確実なのが、毎日のお掃除です。浴室のお掃除は「しっかりできている」とお答えになられる方も多いものです。しかし、どの程度行っているかは、人によってマチマチです。毎日のお掃除では浴槽の中や床を簡単に流すだけという方もいれば、排水口やシャワーヘッド、追い焚きの配管などもこまめに掃除しているという方もおられるでしょう。どの程度お掃除されているかによってユニットバスの寿命は大きく変わってきます。例えば、排水口にゴミが溜まったままになっていると、雑菌が繁殖しやすくなり、においや排水口のひび割れの原因になります。また、こまめにお掃除しているとちょっとした不具合に早い段階で気が付くこともできます。こまめなお掃除は10年後のユニットバスの状況を変えるといえるでしょう。
・カビを発生させない工夫

浴槽にお湯を溜めっぱなしにしていたり、浴槽の蓋を使わないと、浴槽の湿度を上げ、カビの発生リスクを高めてしまいます。(もちろん、冬季の凍結防止のために残すという場合は別です)。ユニットバスにカビを発生させないためには、お風呂を沸かす際に浴槽に蓋をすることや、家族の入浴が終わったら、毎回お湯を抜くことが大切です。また、最後の入浴後やお掃除の後は、浴室の壁面や天井についた水滴を拭き取ることもお忘れなく。浴室内を濡れたままにしておかずに、湿度をできる限り抑えることが、カビを発生させないポイントです。また、万が一カビが出てしまったら、広がる前にすぐお手入れいただくことが大切です。
・コーキングのケア

浴室のパネルの継ぎ目や角に施される「コーキング」というパテは、こまめに掃除をしていてもカビが発生してしまうことがある上に、そのカビを除去するのも困難です。平均で10年を過ぎたころから劣化し始めます。コーキングが傷むと、水が内部に入り込んでしまい、大きなトラブルにつながります。コーキング部分の掃除をこまめにするとともに、劣化が目立ってきたら、コーキングの打ち直しをご検討下さい。コーキング部分は水漏れを防止する役割はもちろんですが、仕上がりによって見た目にも大きく影響します。ちょっとした修繕にもぜひ、私どもLIXILリフォームショップをお気軽にご利用下さい。
換気扇にも注意を!

換気がうまくいっていないと、それだけ浴室の湿度が上がってしまいます。そうなると、ユニットバスやコーキングの劣化もどんどん進んでしまします。浴室の換気は、ユニットバスを長持ちさせるためにとても重要です。浴室を使っていて、「最近、換気扇の利きが悪い気がする」と思ったら、早めにご相談下さい。ユニットバスと同様に、換気扇にも寿命があります。およそ8~10年ほど経ったら、換気扇についてもメンテナンスをご検討下さい。
使い始めて20年過ぎたらユニットバスの交換を
致命的なトラブルが起こるまで放置してしまいがちなユニットバスですが、20年ほど経ったらリフォームを考える時期がきています。また、たとえはっきりしたトラブルが起こっていなかったとしても、浴室の性能は日々進化しています。リフォームをすることでより快適なバスタイムをお過ごしいただけるようになるでしょう。そろそろ点検時期かもしれないと感じたら、ぜひ私ども「LIXILリフォームショップ ハヤシ」にお気軽にご相談ください。