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コラム

2025.01.07

本格的な冬に起きやすい「設備トラブル」回避術!


新年あけましておめでとうございます。本年もお客様にとって「なくてはならない」店舗づくりをめざして、スタッフ一同、よりサービス向上に努めて参ります。なにとぞ変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、今回は新しい一年を気持ちよくスタートするために「冬によくあるお困りごと」を未然に防ぐための、お役立ち情報をお届けします。

凍える冬は住宅の設備機器のトラブル続出

1月になり、寒さが厳しくなる季節となりました。この時期は住宅の設備機器に関するさまざまな困りごとが発生しやすくなります。そこでお困りごとが起きる前にできる準備や対策についてご紹介します。

冬に多いシャワートイレのトラブル

冷え込みが厳しい場合、シャワートイレ内の水が凍ることで製品が破損し、室内浸水の原因になることがあります。凍結による破損を防止するための作業を行いましょう。また実際に給水管が凍結してしまったら、ぬるま湯やホットタオルでゆっくりと解凍していきましょう!

シャワートイレの凍結を防止する方法
冷え込みが厳しい場合、シャワートイレ内の水が凍ることで製品が破損し、室内浸水の原因になることがあります。
凍結による破損を防止するため、下記の作業を行ってください。
電源プラグはコンセントに挿したまま、電源を入れておいてください。

1 温水スイッチを「高」、便座スイッチを「高」に設定して、便フタを閉じます。
2 節電機能がある場合は、解除します。
3 トイレの室内が0℃以下にならないよう、暖房を利用します。

凍結してシャワーが出ない場合
給水ホースや給水接続部が凍結してシャワーが出ない場合は、温かいお湯に浸した布などで、給水ホースや給水接続部を温めてゆっくり解凍してください。または、トイレ内を暖めて自然解凍してください。
※給水ホースに熱湯や熱風をかけないでください。給水ホースが破損する恐れがあります。
※凍結している部分によっては、解凍中に水が噴出する場合があります。解凍中はこまめに様子を確認してください。

トイレが凍結してしまった
給水管(トイレに新しい水を送る配管)と排水管(下水に流す配管)の対処方法がございますので、それぞれご確認ください。

1 給水管が凍っている場合
給水管が凍結してしまったら、自然に溶けるのを待つのが1番ですが、早く解凍したい場合は、以下の中からご自身で出来そうなものをお試しください。

部屋の温度をあげる
ヒーターなどの暖房器具を用いて、トイレ全体を温めましょう。
ぬるま湯をかける
露出している管や、蛇口など凍った部分にタオルを被せて、上からぬるま湯をゆっくりかけます。
ご注意:熱湯をかけますと水道管が破裂することがあるのでやめてください。蛇口などに直接お湯をかけたり、直火を当てたりすると破裂の危険があります。
ドライヤーの熱風をあてる
給水管から20㎝程度離した状態で、ドライヤーの熱風を当てます。
熱風が近すぎると、急激な変化が原因で破裂する可能性がありますので、注意しましょう。

2 排水管が凍っている場合
排水管が凍ってしまった場合は、以下の対処方法をお試しください。

自然に解凍するのを待つ
自然解凍を待つときは、水を流さないように注意してください。排水管が凍っていることを忘れて流してしますと、水があふれてしまいます。
ぬるま湯を流す
40℃以下のぬるま湯を少しずつトイレに流します。自然解凍よりは早く溶ける可能性が高いです。
熱湯は入れないでください。温度が急激に変わることで便器が割れることがあります。
一気に流さないでください。流れきれない水があふれる可能性があります。

配管が割れて漏水している場合
漏水している場合は、元栓もしくは止水栓を閉めていただき、LIXILリフォームショップ ハヤシへご相談ください。