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コラム

2020.09.16

「リフォーム」と「リノベーション」って何がちがうの?

CMやチラシなどで「リノベーション」という言葉を目にされる機会が多くなってきました。全体のイメージから「リフォーム」の事だろうとはなんとなく想像が付くものの、明確な違いについては「よくわからない」と答える方も多いもの。どちらも古くなった家に手を加えることに間違いはないのですが、この二つにはどのような違いがあるのでしょうか?今回は「リフォーム」と「リノベーション」に違いについてご案内します。

リフォームとリノベーションの違い

実はリフォームとリノベーションには特に定められた明確な定義はありません。メディアや業界がそれぞれの解釈で使い分けしているのが現状で、どちらの表現を使っても間違いではないのです。多くは目的や規模などによって使い分けされることが多いようです。
「一般社団法人 リノベーション協議会」では
・リフォーム
現状回復のための修繕・営繕、不具合箇所への部分的な対処
・リノベーション
機能、価値の再生の為の改修、その家での暮らし全体に対処した包括的な改修
と分類されてます。
リフォーム=「元に戻す」
リフォームは、経年劣化などで汚れたり、壊れたりした部分を修繕し、元の状態に戻すことを意味します。黄ばんだクロスを張り替える、古くなったキッチンを取り換える、水漏れをした水栓を修繕するなどがあげられます。どちらかといえば、部分的な改修工事で古くなった部分を新しくし、元の通り戻す工事を指します。
リノベーション=「作り変える」
対しリノベーションは、間取りや内装、配管などすべてを見直し、暮らすひとの生活に合わせて全く新しいものを生み出すことを指します。
例えば、子供が大きくなってきたので子供部屋を作りたい、仕切り壁を取り払いリビングを大きくしたいなどがあげられます。分譲マンションなどはファミリーを想定し、個室が区切られた画一的な間取りになっているケースがほとんどで、全てのひとのライフステージに合うものではありません。時代とともに家族構成やライフスタイルも大きく変化します。そこに暮らすひとのライフスタイルに合わせた家づくりをするのが「リノベーション」です。

まとめ

住まいのマイナス部分を「ゼロ」に戻すのがリフォームだとすれば、機能性やデザインといった様々な側面からプラスαの価値に高めるのが「リノベーション」です。部分修繕だけで済ませるより、少し高くなってもリノベーションしたほうが良い場合などがあります。その時々で最適な選択をしたいものです。