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コラム

2022.06.28

50・60代から考える 将来安心のためのリフォーム

50代・60代は将来安心のためのフルリフォームを考える世代です


たまに訪れる実家で、いつまでも元気だと思っていた両親の何気ない動きにぎこちなさを感じたことがあるという方も多いのではないでしょうか。例えば、階段の上り下りに危なっかしさを感じたり、お風呂に時間がかかったり、キッチンでの作業やこれまで特に気にしたこともないような玄関のあがりかまちの高さまで、住み慣れた家にも歳を重ねるごとにだんだん不便さを感じることが増えてきているようです。
 50代・60代は家族に大きな変化が訪れる時期です。子育てが終わり、趣味など自分の楽しみに割ける時間やエネルギーが増えます。子どもが独立して空き部屋ができるなど、家の状況も変わるので、住まいの在り方を考え直すにはいいタイミングです。元気な今のうちにこれからの将来を見据え、長く住み続けられる住まいを確保しておくことが、将来に渡る安心をつくる上で重要です。

リフォーム前に考えておきたいこと


50代・60代のリフォームは、子育てに重きを置いた若い世代と違って、趣味のスペースを設けるなど、ご夫婦二人の暮らしを快適に過ごすための間取りを考えることが必要となります。また、将来高齢化して体が弱った時のことも視野に入れ、安全な環境づくりも求められます。古い家は断熱性が低く隙間風も多いので、部屋による温度差が激しいものです。それは急激な血圧の変化などを引き起こし、高齢者にとって健康や命に関わる切実な問題になります。リフォームによる断熱性の向上は、健康寿命を支える環境をつくることにほかなりません。また、万が一、足が不自由になった時のことも考え、床の段差を減らす、寝室と水廻りを近づける、トイレや洗面を広めにする、玄関にスロープを設置するなどの準備をしておけばより安心です。

減築で不要な部屋を減らし冷暖房の効きを良く


階段の上り下りが減ると、2階スペースを使う機会がほとんどなくなります。そこで思い切って2階を撤去し、平屋にリフォームするのもひとつの手です。ご夫婦それぞれに個室を設け趣味に没頭できる環境も整えば、お互いの時間を大切にしながら充実した毎日をお過ごしいただけるのではないでしょうか。断熱性の向上も効率よくなり、冷暖房がしっかり効くようになるので温度差が少なく健康的にお過ごしいただける家になります。

夫婦の共有スペース「LDK」がリフォームの鍵 防犯面と広さの見直し


LDKの間取りによくある大きな出窓は、開放的で良いものの、高齢の世帯には防犯面で少々不安です。そこで、出窓を撤去して新たなサッシを設置し、防犯性のみならず断熱性もアップさせるというのはいかがでしょう。また、個別の部屋だった和室を、LDKと連続する「和コーナー」または「フローリング」に変更すると、リビングが広がるとともに、遊びに来るお孫さんが元気にはしゃいでもそんなに気にならず、一時的に人数が増えても窮屈に感じません。「子や孫が気兼ねなく遊びに来られるような家にしたい」というご要望も50代・60代のリフォームの目的としてよく聞かれます。使われなくなったお子様たちのお部屋を、帰省時の寝室スペースとして整えるのも一案です。

設備の老朽化をきっかけに、全体を見直す


家全体の温熱環境が向上するのはもちろんですが、50・60代のリフォームの感想でよく聞かれるのは、新しいユニットバスの暖かさについてです。特にタイル張りの浴室からの変化は劇的で、浴室全体に底冷えがない、床がひやっとしないといった効果は絶大です。お掃除のしやすさも体力が落ちてくる50・60代には嬉しいポイントです。設備が古びたことでご不便やご不快を感じていらっしゃるのなら、まずはそこを出発点に私どもにご相談下さい。安心で最適なリフォームプランをご提案いたします。