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コラム

2023.02.28

窓を内窓・二重窓にリフォーム! 内窓・二重窓の基礎知識

内窓、または二重窓とは、既存の窓の内側にもう1枚、窓を取り付けたもののことです。通常の窓よりも防音性、断熱性が高く、防犯の面でも強くなります。そんな高性能な内窓リフォームについてご案内いたします。

内窓、二重窓とは

内窓は二重窓ともいわれる、窓ガラスを2列配置したもののことです。複層ガラスまたはペアガラスとよく間違われますが、複層ガラスは2枚のガラスで構成したもののことで、内窓とは異なります。


内窓の例です。現在の窓に追加で設置された窓を内窓(二重窓)と呼びます。

また、内窓は特に寒い地方で採用されている窓で、断熱性に優れています。最近では防音性、結露によるカビの抑制などに優れていることから、全国各地に広まりました。

内窓のメリット、デメリット

内窓の持つメリットとデメリットについてご紹介いたします。

内窓のメリット
内窓のメリットは次の4つになります。

・ 断熱性が高い
・ 防音性が高い
・ 結露しにくい
・ 防犯性が高い

これらのメリットは、内窓の構造によって生み出されます。
窓を2枚にすることにより部屋の気密性が高まり、断熱性を高めます。また気密性が上がることから、防音性も同時に高まります。
また窓が2枚になるため、外気によって冷える窓と室内の温かい空気に触れる窓が分かれ、結露を抑制することができます。その結果、防カビ効果が期待できます。
さらに、窓が二重になることで空き巣など犯罪者が侵入しづらくなります。侵入しづらい家は中に入るまでに時間がかかるため、発見や通報されるリスクが高まり、結果、防犯性が高くなるということです。

内窓のデメリット
内窓のデメリットは下記の3つです。

普通の窓よりも価格が高い
気軽に換気ができない
掃除が大変

一番のデメリットは、通常の1枚窓よりも価格がどうしても高くなる点です。また窓が二重になることから、1枚窓と比較すると窓を開けきるまでに多少時間がかかります。室内の換気をパッと行えないというデメリットになります。
同時に、窓を2枚掃除する必要があるということもデメリットの1つです。特に、外側にテラスなどがない位置の内窓は、安全性を考慮すると掃除が不可能になることもあります。

内窓に使う窓の種類について

内窓に使う窓ガラスの種類についてご紹介いたします。リフォームする際に窓ガラスをキチンと選べば、望んだ効果をより確実に得られます。

遮熱高断熱複層ガラス
室外側のガラスを「遮熱高断熱特殊金属膜」というものでコーティングしたガラスです。この特殊金属膜により、紫外線、日差しをカットし、結露を抑制します。

高断熱複層ガラス
室内側のガラスを特殊金属膜でコーティングしたガラスです。太陽の熱を取り込むことで室内の温度を保ち、暖房効率を上げることができます。

複層(ペア)ガラス
2枚のガラスの間に、中空層を持たせたガラスです。中空層には乾燥空気やアルゴンガスを閉じ込める、または真空状態にすることで、通常のガラスよりも倍の断熱効果を持ちます。

防音合わせガラス
2枚のガラスの間に、吸音効果のある中間膜を挟んだガラスです。音の振動を熱に変えることで遮音する、という仕組みです。

内窓のリフォームでどの窓ガラスが使えるか、他の種類があればどういう効果があるのか、ご自宅の状況に合わせて事前にしっかりとご認下さい。

内窓へのリフォームにかかる費用、工期について

続いて内窓へのリフォームにかかる費用や工期についての目安です。LIXILリフォームを例にご紹介いたします。

サイズ別費用の違い
引き違い戸でも小窓、中窓、大窓と大きさがあるのが分かると思います。内窓へのリフォームはサイズによって異なります。サイズや費用(商品代+工事費)を表でまとめました。

キッチンやお風呂の小窓は約7~11万円(*参考価格)ほどですが、ベランダや庭に続く大窓となると、小窓のおよそ3倍の費用がかかってきます。さらに住宅の構造や条件により、商品代、工事費が異なります。

内窓が気になったらLIXILリフォームショップハヤシへ

室温の保温だけでなく防音効果が高いということで、北国から全国各地に広まった内窓。その構造から防カビ、防犯効果もありますが、最近では遮熱やUVカット機能を持ったガラスもあり、とにかく多機能、高性能になりました。LIXILのインプラスは最短1日の簡単工事、すぐに内窓を設置できます。内窓は寒い地方、寒い季節だけのものではなく全国どこでも1年中活躍します。ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか?