コラム
2023.05.21
二十四節気でみるリフォーム「小満」
四季があり気候の変化に恵まれた日本では、季節ごとに快適に住まうための知恵が受け継がれてきました。季節を楽しみ、住まいを快適にするお手入れについて、そのチェックポイントとお手入れ方法や便利ツール、お奨めのリフォームについて二十四節気ごとにご紹介します。
小満(しょうまん)5/21〜6/5
5月21日頃。麦の穂がつき、少し満足する頃です。
今回のテーマ:エアコンの試運転をお忘れなく
麦の穂が育ち草木も実を付け、田植えもようやくひと段落といったこの頃。
まるで梅雨を思わせるような、ぐずついた天気が続く「はしり梅雨」も現れます。本格的な梅雨や夏の訪れを前にぜひやっていただきたいのが「エアコンの試運転」です。
エアコンの試運転は必ず行いましょう
肌寒い気温が続いたかと思えば、Tシャツで歩けるほどの暑さを迎えるなど、気温の変化が大きいこの頃。今後、さらに暑くなると欠かせないのが「エアコン」です。毎年、夏本番になってからエアコンの不調に気づき、修理まで2週間以上エアコンが使えなかったという話をよく耳にします。
エアコン待機をした理由として1番多いのが「繁忙期で修理業者さんの予約が取れなかった」というもの。実は、弊社も例外ではありません。6~7月はエアコンの修理や取付がピークを迎え、どこの業者さんも予定がいっぱいだからです。そこで、『エアコン試運転』をしていただくことを強くオススメしています。この試運転を今くらいの時期に行っていただくとエアコンの不調にいち早く気づくことができ、繁忙期を避けて修理業者さんを手配することが可能となるからです。
試運転はここをチェック!
まず、試運転を行う時期としておすすめなのは4月から5月です。昨今は猛暑の影響で6月になるとエアコンに関する問い合わせ件数が増えてます。エアコン待機者にならないためにも早めのチェックを心がけてください。
電源を入れる前にブレーカーやコンセントにホコリがないか確認する
1つ目は、電源を入れる前にブレーカーやコンセントにホコリがないか確認することです。エアコンのブレーカーが“入”になっていて、電源プラグやコンセント周りにホコリがたまっていると発火につながる場合があるため、電源を入れる前に必ず確認してください。
続いて2つ目のステップとして、運転モードを“冷房”にして運転を開始します。この時、温度設定は室内温度より3℃以上低くして運転を開始し、エアコンがしっかり動くまで30分以上は継続して運転し、様子を見てください。
リモコンやエアコン本体に不具合がないかチェック
室外機もお忘れなく
最後に、リモコンやエアコン本体に不具合がないかチェックします。運転を開始して冷たい風が出ればリモコンに異常はなく、さらに水漏れや異臭、異音がしないかなどでエアコンの不具合が確認できます。
これらの試運転を通して「冷たい風が出ない」、「すぐ止まる」、「エアコン本体から水漏れがする」などという不具合が見られた場合は、温度設定を下げて再度試したり、電源プラグを抜いてみたり、不具合に合わせた本体内部などのお手入れをする必要があります。それでもダメだった場合や、10年を超えているエアコンは買い替えされることをオススメします。
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