コラム
2023.07.11
夏のおうち時間は要注意!「室内熱中症」を防ぐ5つの習慣
「熱中症」というと、屋外で発症するイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、実は、その約4割は住居で発生しています。夏休みなどでおうち時間が増えるこの時期こそ「室内熱中症」のリスクに要注意です。今回は意外と知られていない「室内熱中症」への対策についてご紹介します。
1 室温28℃以下をキープ
エアコンの設定温度が28℃でも、実際の室温が設定通りにならない場合があります。こまめに温度計を確認して、エアコンの設定温度を上手に調整しましょう。
2 湿度は40〜60%を目安に
室温28℃であっても、湿度が71%以上になると熱中症の厳重警戒レベル。湿度計もチェックして、湿度は40〜60%を目安に調整するようにしましょう。
カーテンで日差しをカットしても室内まで熱が入ってきてしまうため、外付日よけなどを使って「窓の外側」でカットするのがポイントです。
4 部屋の空気を循環させる
冷房時に扇風機やサーキュレーターを併用すれば、効率的に部屋を涼しくすることができます。エアコンの直風が苦手な方は、隣の部屋からエアコンの風を送る方法もあります。
室内にいると、のどの渇きを感じにくいことがあります。のどが乾いていなくても、こまめに水分をとるようにしましょう。汗をかいたときは、適度な塩分補給もお忘れなく!
室内熱中症は、体温調節機能が十分に発達していない小さなお子さんや温度に対する感覚が弱くなる高齢の方がかかりやすいため、とくに注意が必要です。
同居中のご家族はもちろん、離れて暮らすご両親など、周囲の人にも室内熱中症にならないための対策を伝えてあげてください。
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