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コラム

2025.06.15

夏の住まいの困りごとランキング

わが家のお悩みアンケート調査!夏の住まいの困りごとランキング TOP5

日によって40度を超える地域もあるほど、日本の夏は暑くなっています。平均気温も100年前と比べて1.1度上昇していると言われています(気象庁データ)。そんな厳しい夏の暑さは、家の中にいても不快に感じることがあります。冷房のつけっぱなしで体調を崩したり、光熱費が高くなったり…。夜も暑さで寝つけず、いつも寝不足に…。そんな中、夏の住まいでみんなが困っているのはどんなことか調査、ランキングにまとめてみました。

※季別困りごとと窓サッシリフォームの受容性調査(LIXIL調べ)

  1. 1位
    冷房が効きづらい…
    光熱費が…
  2. 3位
    日差しで部屋が暑い…
    夏バテ気味に…
  3. 3位
    風通しが悪くて
    ムシムシ…
  4. 4位
    窓が開けられず
    熱帯夜で眠れない…
  5. 5位
    家にいても
    紫外線で日焼け…

夏、命にも関わる熱中症にご用心!

実は熱中症は住居で多く起きています

夏にニュースで耳にすることの多い熱中症。救急搬送される人の数は全国で約7万1千人(消防庁2019年5月〜9月)。実はそのうち約4割は住居で発生しています。特に体温調節機能が十分に発達していない小さな子どもや、温度に対する感覚が弱くなる高齢の方は熱中症にかかりやすいため、注意が必要です。

出典元:総務省消防庁令和元年(2019年)11月報道発表資料より(「住居」は「住居(敷地内全ての場所を含む)」数値を使用)

熱中症の発生場所 住居38.6% 道路15.6% 屋外12.5%

特に小さな子どもや高齢者の住宅での発症に要注意

熱中症発症率 65歳以上 住居59.2% 道路・交通施設26.3% / 0#65374;5歳 住居45.2% 道路・交通施設20.8%

東京消防庁令和元年(2019年)5月報道発表資料より (「住居」は「住居等居住場所」数値を使用)

なぜ起きる?夏の住まいの困りごと家の中が暑くなるのは住まいに3つの原因が!?

窓・ドアから
外気の熱が流入

住宅の中で最も熱の出入りが大きい場所は、窓・ドアなどの開口部。全体の73%の熱が窓やドアから入ってきており、この熱が室内の温度を上昇させるほか、室内熱中症の原因になります。夏の暑さ対策は窓やドアから入ってくる熱を遮断することが大切です。また体が実際に感じる体感温度と室温は違うため、外からの熱の影響を少なくする断熱対策も重要です。

熱の流入割合(夏の冷房時) 家・ドアの流入73%

(一社)日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター『省エネ建材で、快適な家、健康な家』より

体感温度 室内はどちらも26℃

風通しが悪いと
部屋がムシムシ

部屋の暑さの原因のひとつが、風通しの悪さ。風通しが悪いと室温が上がりやすく、空気も循環しづらいので、ムシムシして不快指数もアップ。そんなときにうちわであおいだり、扇風機に当たったりすると涼しくなりますね。秒速1mの風が吹き抜ければ、体感温度は1℃下がります。風が部屋の中を自然に流れていくような工夫が大切です。

断熱性が低いと
冷房効率ダウン

真夏日が続くような季節は、冷房もフル稼働。でも、いくらつけても効きが悪くて室温が下がらないこともありますね。直射日光が当たっている窓ガラスに内側から手を当ててみてください。手のひらに熱を感じるならば、窓ガラスの遮熱、断熱効果が低い証。内窓をつけたり、窓ガラスの交換で解決できることもあります。冷房も効くようになり、光熱費も大助かりです。