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コラム

2019.02.21

外壁の種類・特徴

住宅の外壁に使用されている素材は、砂・セメント・水を混ぜた「モルタル」や「サイディング」というボード状の外壁材が一般的です。外壁材によって、外壁工事の費用・特徴・メンテナンス方法・耐久性も異なるので、事前にしっかり把握しておきましょう。

 

外壁の種類

 

 

サイディング【窯業系】  サイディングは、ボード状の外壁材で、窯業・金属・樹脂の3種類があります。耐震性・防火性が高く、デザインが豊富でレンガ風や板張り風など意匠性のあるものを選べます。メンテナンスは5年前後の周期で、ボード間のつなぎ目を埋めている「シーリング材」の補修が必要です。また、メンテナンスの目安として、外壁を触って白い粉が付く「チョーキング現象」が見られるようになったら塗り替えを検討しましょう。

 

サイディング【金属系】  金属サイディングは、ガルバリウム鋼板やアルミニウムなどで作られた外壁材で、軽いため耐震性に優れています。また、耐久性が高く、凍害に強いという特徴があります。ただし、金属製のため、塩害によるサビが発生する可能性があります。また、窯業系サイディングより価格が高いです。メンテナンスは、5年周期でシーリング材の補修やサビのチェックが必要です。外観の色あせが気になったら、塗り替えのタイミングです。

 

 

サイディング【樹脂系】  樹脂サイディングは、塩と石油などを主原料とした樹脂製の外壁材で、日本ではあまり知られていませんが、海外では一般的な外壁材です。メンテナンスの必要があまりなく、30年はリフォームが不要とも言われています。施工性が高く、塩害凍害にも強いですが、デザインバリエーションが少ないというデメリットもあります。金属サイディングと比べると重量があります。また、目地が汚れやすく、寒冷地ではひび割れを起こすというデメリットがあります。

 

 

【モルタル】  モルタルは、セメントと軽量骨材を主原料としてできた、軽量の塗り壁です。火事になっても外壁だけ燃え残るほど、防火性が高いです。ただし、サイディングと比べると費用が高く、工期も長くかかります。メンテナンス方法としては、経年劣化で細かいひび割れが起きるので補修が必要です。