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コラム

2020.12.24

寒い冬に最適。保温効果の高い浴槽とは。

保温機能と言えば「魔法瓶」。よく知られているのは水筒ですね。保温効果の高い浴槽も構造的にはほぼ同じです。
浴槽の中に入っているお湯の温度変化が少なくなるよう、浴槽と風呂ふたに断熱材が入っています。

驚きの保温効果。温度低下は4時間でたった2.5度ほど
断熱材なしの浴槽の場合、4時間経つと7度も下がると言われています。大人数や帰り時間がバラバラな家族がいらっしゃるご家庭ではなかなか使いづらいもの。
でも保温機能の付いた浴槽は断熱材によって あたたかさをキープできるので家族それぞれの時間帯に合わせやすく便利です。
TOTOでは「魔法びん浴槽」、LIXILでは「サーモバスS」といった商品名で取り扱われています。

保温効果のある浴槽リフォームが向いている家族と向かない家族とは?
では、保温機能の浴槽にリフォームするとお得になる家・そうではない家について見ていきましょう。

保温効果の高い浴槽リフォームで得するのはこんな家
・お風呂に入る人が多く、お風呂を使っている時間が長い
・お風呂に入る人が少ないが、入る時間が空く
・夜に入り、翌朝も入る

保温効果の高い浴槽リフォームでお得に感じられないのはこんな家
・お風呂に入る人が少なく、お風呂を使っている時間がトータルで2時間以内
・浴槽にお湯をあまりためない

損か得かはお風呂を使う家庭のスタイルで考える
保温の浴槽リフォームの最大の売りは「浴槽内のお湯の温度が下がりにくいこと」です。
少人数・短時間で使うようなご家庭は、もともとお湯が冷めにくいので、魔法瓶機能の浴槽の恩恵は感じにくいでしょう。

また、浴槽いっぱいにお湯が入っているほうが、お湯の温度は下がりにくいため、節約や半身浴のためにお湯をあまりためないという家では、保温効果の浴槽の良さは伝わりにくいかもしれません。

お風呂を保温効果の浴槽にリフォームするときのメリットとデメリット
保温効果の浴槽のお得感がわかったところで、いよいよリフォーム! と、いきたいところですが、浴室リフォームで保温機能のついた浴槽にかえるメリット・デメリットを確認しておきましょう。

保温効果の高い浴槽にリフォームするメリット
経済的!
追い炊きやお湯足しの回数が減るので、光熱費が節約できる。
ガス代は4人家族で、年間で約3,000~7,000円の節約になると言われています。(都市ガス・LPガス、浴槽のメーカーで変わってきます)

環境に優しい
無駄なガス、電力を使わないのでCo₂削減になりエコです。
少しでも環境に優しく、でも快適さはゆずれない、という方にもおすすめ。

残り湯もあたたかい
お風呂の残り湯を洗濯に使うご家庭もありますよね。
水温が低いと、汚れ落ちは悪くなります。一般的にはふだん着洗いなら20~40℃が理想的と言われています。
保温効果のある浴槽なら残り湯もあたたかいので、洗濯物の汚れ落ちもアップします。

お風呂に対するストレスが減る
保温効果のある浴槽は、ぬるい、冷めているということが少ないので、お風呂でのひと手間が省けます。
家族の入浴するタイミングやお湯の使用量によって追い炊きやお湯足しが必要な場合でも少しの時間で済むので、どんな時も入浴がスムーズです!

保温効果の高い浴槽にリフォームするデメリット
費用がかかる
保温効果のある浴槽自体の費用もかかりますが、設置費用も通常の浴槽よりかかることが多いと言われています。
リフォーム業者によっても費用は異なりますので、見積もりはしっかりしましょう。

浴槽だけでは効果を感じにくい
保温効果のある浴槽は保温に効果を発揮しますが、すきま風が入るような寒々とした浴室ではその効果も感じにくくなります。
保温効果のある浴槽を取り入れられるご家庭は、浴室全体も保温効果が高まるように浴室リフォームされる方が多いです。

保温機能付き浴槽はサイズが大きい
二重構造になっているので、浴槽自体のサイズが大きくなります。
設置する場所の面積を確保する必要があります。

ふたの開け閉めが頻繁だと温度は下がりやすい
保温効果付き浴槽は、断熱材入りの浴槽と断熱材入りのふたのセットで考えてください。
浴槽とふたで密閉することによって、お湯の温度が下がりにくくなります。

いかがでしたでしょうか?
保温効果に優れた浴槽へのリフォームは、家族人数が多かったり、お風呂の使用頻度が多いご家庭にはとても便利で、経済的にも大変人気な商品です。
あなたのご家族の人数や生活スタイル、また今後のお風呂の使用頻度を踏まえて、浴槽リフォームを検討してみましょう。
LIXILリフォームショップのスタッフが、皆様に最適なお風呂をご提案いたします。