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コラム

2023.09.11

二十四節季でみるリフォーム「白露」

四季があり気候の変化に恵まれた日本では、季節ごとに快適に住まうための知恵が受け継がれてきました。季節を楽しみ、住まいを快適にするお手入れについて、そのチェックポイントとお手入れ方法や便利ツール、お奨めのリフォームについて二十四節気ごとにご紹介します。

白露(はくろ)9/8〜9/22

大気が冷え、草花に朝露が見え始めるころです。

今回のテーマ:草取り・エアコンフィルターのお手入れ方法

日中は暑い日が続きますが、朝夕は涼しげな風も吹きます。
季節は夏から秋へ。涼しい時間を選んで夏の“後始末”を少しずつしましょう。

初夏から秋にかけては雑草の成長も盛んで、庭の草取りは欠かせない仕事。といっても、真夏の作業は熱中症も心配です。少し涼しくなり始めたこの時期の早朝に行うのがおすすめです。フル回転だったエアコンのフィルターも一度丁寧に掃除をしておきましょう。

草取りは、道具を選ぶと体の負担が少なくてすみます。
雑草は大きく伸びてしまうと厄介なので、小さいうちにこまめに除草するようにします。また、膝や腰への負担が大きくならないように、しゃがまずに作業ができる柄の長い道具を選んだり、草取りがしやすいように先端に工夫のあるものを用意すると、はかどります。道具選びは、効率の良い草取りの大きなポイントです。

おすすめは「三角ホー」と呼ばれる道具
特に重宝するのが「三角ホー」と呼ばれる道具です。


柄が1m以上あり(いろいろな長さのものがあります)、先端には鋼やステンレスの三角形の金属が取り付けられ、2つの長辺に刃が付いています。草を楽な姿勢でサクサクと刈り取ることができるのでとても便利。三角形の先端の尖ったところを使えば、深く張った根も掘り起こすようにして取り除くことができます。

ほかにも長い柄の先端にループ状の金属の薄い刃が付けられているものがあり、これも立ったままで草取りができます。

エアコンのフィルターは一度洗剤で洗いましょう


真夏の間、大活躍してくれたエアコン。フィルターの掃除は何度かしたというご家庭が多いと思います。また、最近では設置されるエアコンの5割前後がフィルターの自動掃除機能付きなので、フィルター掃除は機械がしてくれた、という人も多いでしょう。しかし、日頃の掃除や自動掃除機能で取り除くのはホコリだけ。シーズンの終わりには、洗剤で洗って、きれいにすることが必要です。

特に最近は、キッチンがオープンタイプで、リビング・ダイニングと一体の空間にあることが珍しくありません。そのため、キッチンの換気扇で吸い込みきれない空気が、エアコンに吸い込まれています。エアコンのフィルターには、少しずつ料理の時に出る油汚れが付いてしまうのです。この油汚れは、通常の掃除では取り切れません。取り外してお風呂場や屋外に持ち出し、台所用洗剤を使ってブラシでこすりながら水洗いしましょう。再び取り付けるときは十分乾燥してからにします。

LIXILリフォームショップハヤシのエアコンクリーニングは、外せる部分は全て分解し、普段のお手入れでは手の届かないエアコンの奥の奥まで徹底的に洗浄します。
ひと夏を過ごしたエアコンのクリーニングにぜひ、プロの技をお試し下さい。

化学に頼らない蚊の対策もあります

まだ蒸し暑さの残る庭には蚊がたくさんいます。あらかじめ蚊取り線香を焚いておいたり、体のそばに置いたり、また蚊よけのスプレーで肌を守るという方法もありますが、あまり化学的なものに頼りたくない、と考える人も少なくありません。

そんな人におすすめは、レモングラス、スイートバジル、カレンソウ、ユーカリなどの植物です。これらには、蚊を遠ざける成分が含まれています。庭に植えておいてはいかがでしょうか。強力な殺虫効果があるわけではありませんが「蚊を遠ざける」効果は発揮します。

帽子にネットが付いて、顔から首までを保護してくれるもの、手袋や長袖の衣類なども併用してください。首にタオルを巻くだけでも効果があります。また蚊は黒い服を好む傾向があるので、庭仕事をする時は白い服装を心がけることも対策になります。

そして一番大切なことはたとえ小さくても水たまりをつくらないこと。水があれば、蚊はそこに卵を産んで短期間に繁殖します。一度家の周囲を歩いて、水たまりができていないか確かめてみましょう。