コラム
2019.01.24
成功と失敗を分けるカギ!窓選び、考えてみませんか?
新築やリフォームをする際、多くのみなさんがまず注力されるのは間取りやデザインといった「見た目」ではないでしょうか。新しいキッチンで料理をする姿や、居間で家族団らんのひとときを過ごす時間に思いを馳せ、「キッチンの色はどうしよう?」「明かりはこんな感じがいいな」など、ご自分の夢を形にしていくのは大きな喜びのひとつです。でも、家作りをした経験のある方の約8割が「窓やサッシのことをもっと考えるべきだった」と答えているのをご存知ですか?なぜ、窓がこんなに重要なのでしょうか?
住み心地を大きく左右する窓選び
「窓で何が変わるの?」「そんなに重要?」と疑問に思われる方も多いでしょう。
家作りの際に「とりあえず」で決められがちな窓。ですが自然の光や風の通り、また、景色を採り込むことができるのは窓しかありません。でも、家が建ってしまったあとでは位置や大きさを変えることは非常に難しく、また余計な費用がかかってしまいます。住んでみて初めて気づくこともありますが、間取りやデザインと同じくらい重要な要素として考えたいものです。
窓を考えたい理由 1 「風景が変わる」
家によって日光の当たり方、風の通り、お隣のおうちとの距離や山や川、木々の見え方は様々です。ひとつひとつの家によって最適な窓の形や大きさ、位置が変わるのは当然。
様々な要素を考慮することによって、窓はその家にしかない風景を活かす力になります。
窓を考えたい理由 2 「明るさが変わる」
陽の光がやさしく差し込む明るいリビング。そのためには窓の幅や高さも重要なポイントです。左右に開く大開口の窓にすれば風のとおりはバツグン!視野もグンと広がるので、リビングに居ながら木々の色付に季節の移り変わりを感じたり、自然な光や風を楽しむ事ができます。また、窓を天井まで伸ばせば、冬でも天然の太陽の熱を取り込むことができ、高熱費を抑えることもできます。
窓を考えたい理由 3 「風の流れが変わる」
特に夏場、「風の通る家」と「通らない家」では、その快適さは天と地ほど違います。風がうまく通る家なら場所によってはクーラーなんて必要ないところもあるでしょう。風の流れは家の快適さを決める重要な要素です。心地よい風の流れをつくるためには空気が流れる道を確保しなくてはなりません。そこでポイントになるのが風が入ってくる窓と、逃げていく窓との「位置関係」。それぞれの敷地によって違う風の流れを読みながら、このふたつの窓を対角線上に配置することでスムーズな風の流れを生み出すことができます。また、「引き違い窓」より「外に開く窓の方」が、外に開いた窓に風がぶつかり、家の中へ呼び込むので通風量はUPします。
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