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コラム

2019.03.29

いつまでも元気でいて欲しいから。親の老後と住まいを考える。

自分の子供たちが20歳を過ぎたこの頃、久々に実家に帰ると、両親ともに元気にしている姿を見て安心する反面、ちょっとした歩き方やしぐさに老いの変化を感じることが多くなりました。いつまでも元気に暮らしてもらうためには、自立した生活を無理なく続けていくことが何よりも大切です。そのためには住まいにも、安心や安全といった配慮が大いに必要になってきます。今回はその中でも「キッチン」を中心に、老後の生活に気をつけたいリフォームのポイントを考えていきたいと思います。

導線をスムーズに。より動きやすいレイアウトに気をつける。

料理は、献立を考えるところから、買い物、下ごしらえ、味付け、盛り付け、片付けと、たくさんの工程を一連で行うため、老化防止にはもってこいの作業です。ただ、毎日の作業はなかなかの重労働。キッチンの配置は導線に気をつけて動きやすく、シンクやコンロの位置、出し入れしやすい収納や、ごみ出しや掃除のしやすさなどにも配慮したものにしたいものです。

なんといっても火事が怖い。空焚きや消し忘れを防ぐIHクッキングヒーター。

火を使うガスコンロは、停電時などでも心配なく使用できる反面、炎が袖に燃え移ったり、吹きこぼれて火が立ち消えしたりと、高齢者が使うにはなかなかリスクが高いもの。
IHクッキングヒーターなら、炎を使わないので火事の心配は軽減します。また、ガス火に比べて熱伝導も高いので調理時間も短縮でき、余計な体力的な負担も減らすことができます。

物が簡単に取り出せる収納

高齢者が脚立やイスに乗って物を出し入れするのは危険です。普段からよく使うものは取り出しやすいところに片付けるのは基本ですが、なるだけ頭の位置より高いところには物を置かないようにしましょう。また、開き戸よりも引き出しの収納のほうが、奥のものが取り出しやすく、かがんだり、無理な体勢を取らずに済むのでオススメです。