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コラム

2019.05.13

冬よりやっかい!「夏型結露」

冬の窓ガラスの結露はよく知られていますが、夏にも発生しているのをご存知ですか?結露は住まいの老朽化だけではなく、ダニやカビの発生源にもなり、健康にも大きくかかわってきます。結露は換気の方法や暮らし方の工夫で大きく軽減することが可能です。すぐにでもできる夏の結露対策についてご案内します。

住まいに大きなダメージを与えかねない「夏型結露」

冬の結露が主に住宅の中で発生するのに対し、夏の結露は家の大切な基礎部分や壁の中で発生するというやっかいな特徴があります。例えば、夜に家の基礎部分が冷やされ、そこに湿った空気が触れることによって結露が発生します。特に新築の家で木材がまだしっかり乾ききっていない場合などは、湿度の上昇により中に含まれていた水分が滲み出てきてしまい、温度の低い場所で結露を発生させます。そうなると、家を支えている木が腐ってきたり、断熱材が性能を失ってしまったりという問題が起きてきます。

換気扇をうまく利用する

換気扇は家の中の空気の流れをコントロールするのに大変有効です。ただし、換気扇の機能を100%発揮するためには日ごろのお手入れがとても大切です。汚れは換気扇機能の低下だけではなく、余計な電気代がかかってしまったり、本体の故障の原因にもなります。また、宅内の換気扇はこまめにお掃除している方でも、屋外のフードのお掃除は「位置すら知らない」というかたも案外多いものです。屋外フードは防虫網がついているタイプが多いため目が細かく、汚れですぐに詰まってしまいます。詰まると空気がほとんど流れなくなり、湿度・ニオイを排出できなくります。換気扇のお掃除の際は屋外ドレンもお忘れなく。

意外に溜まる下駄箱の湿気

夏に雨に塗れた革靴をそのまま下駄箱に入れてしまい、カビが生えてしまったという経験を持つ方は案外多いのではないでようか?密閉された小さな空間はまさにカビの温床です。空気がしっかり通るように、夏場は少し扉を開けておくなどして、中に空気がこもらないように工夫しましょう。