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コラム

2019.12.10

洗面所リフォームのポイント

水回りは他の場所に比べると、どうしても劣化が出やすくなります。特に洗面所は手洗いや洗顔、歯磨きなど、家族全員が毎日かなりの頻度使用するため、どうしても劣化しやすくなります。また、多くのご家庭では浴室の横にあることがほとんどなので、湿気がこもりやすく、床が痛みやすいという特徴もあります。
そこで今回は、洗面所をリフォームする際に気を付けておきたいポイントや工事費用の目安などをご紹介します。

~使い勝手や収納、費用を踏まえリフォームの方向性を決める~
洗面所のリフォームの際に中心となるのは洗面台です。
どのような洗面台にするかで、全体のイメージや方向性が定まってくるので、ここはしっかりと考えて選ぶことが大切になってきます。
洗面台選びで重視するべきポイントは以下の3点です。

①洗面台の高さや機能
腰を大きく曲げなくてはいけない様では、毎日の動作に大きな影響を与えます。洗面台の高さ、シンクの広さや水栓の位置で、使い勝手や掃除のしやすさが大きく変わります。 さらに、節水型のシャワーにすれば水道代を節約することができまし、家族の身長の高さに合わせて鏡の位置を変えることができれば、洗顔や身支度の際に便利です。

②収納
化粧品や整髪料、ドライヤーやアイロンなど、家族一人ひとり使うものが違うご家庭がほとんど。洗面所は思った以上に置くものが多くあります。
また、洗濯機が洗面所に設けられている場合も多く、洗濯用洗剤や柔軟剤など、見た目に雑然としてしまうだけでなく、使い勝手も悪くなってしまいますので、ご家族の人数や環境に合わせて、適切な収納スペースを確保することをお勧めします。

③費用
洗面台のリフォームでは、洗面台の本体費用にキャビネットなどのオプションの組み合わせで構成されます。
しかし、洗面所のリフォームでは、クロスや床の張替え、洗濯機パン(洗濯機を置く台)の交換なども同時に行うケースが多く、全体の費用を考えた上で、洗面台にいくらかけるのかよく考えておく必要があります。
そこで金額によってどこまでのリフォームを行えるか、だいたいの目安を予算別にまとめてみました。

20万円未満

洗面所の内装のみや、シンプルな洗面台への交換なら20万円未満でのリフォームも可能です。鏡や収納など最低限の機能を持つシンプルなタイプの洗面台の本体価格がおよそ10万円、洗面台交換の一般的な費用が3万円から5万円ですので、15万円ほどで新しい洗面台にリフォームすることができるということになります。さらに、クロスや床の張替えが5万円前後なので、洗面台の費用を抑えることで、20万円未満でも十分なリフォームを行うことができます。

20万円から50万円

スタンダードタイプの洗面台への交換と内装工事を行う場合の平均費用がこの金額となります。
壁紙や床などの内装を一新する場合は20万円以上かかるケースも多く、水回りで人気のある防水性の高いクッションフロアへの張替えや、防カビコーティングされたクロスへの張替えなどを希望される場合は、ある程度の費用がかかることを頭に入れておくことが重要です。

スタンダードタイプの洗面台は機能性も高く、収納力も備えているので、洗面所のリフォームでは人気の高い組み合わせとなります。
なお、車椅子対応などバリアフリーを意識した洗面所へリフォームする際には50万円以上かかる場合があるので、注意が必要です。
まとめ
洗面所のリフォームで中心になるのは、やはり洗面台の交換です。最低限の機能を揃えたシンプルなものから、節水シャワーや三面鏡など機能性に富んだものまであるので、ご家庭に合ったものを選ぶことが重要です。収納を広げるためのトールキャビネットなどはオプションでつけられますが、その分コストがかかるので、注意してください。

洗面所は浴室に隣接し、湿気がこもりやすい場合が多いので、防水性のある床材や防カビ機能のあるクロスに張り替えると快適に利用することができます。

また、最近は洗面所で使う電気製品も増えたので、コンセントを多めに配置しておくと、より便利になります。